この記事を読んでいるあなたは、
- カードカウンティングとは何か知りたい
- カードカウンティングのやり方を知りたい
- カードカウンティングの練習方法を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「カードカウンティングのやり方や種類、練習方法」などについてお伝えしていきます。
カードカウンティングとは
カードカウンティングとは、ポーカーやブラックジャックなどのカードゲームで既に出たカードを覚えて点数をカウントする方法です。
カードカウンティングを習得していると、次のカードを予測できるためゲームの勝率を上げることができます。
カードゲームで勝つことを目指しているならとても効果的な戦略ですが、近年多くのカジノでカードカウンティングは禁止されています。
マカオやシンガポールなどアジア圏のカジノは特に厳しく、カードを凝視したりキョロキョロするなどの素振りは即アウトとなります。
逆に言えば、カードゲームではそれだけ有効な攻略法と言えます。
やり方をマスターしておいて損はないですが、習得するにはかなりの時間がかかること、やり方に注意が必要なことを覚えておきましょう。
カードカウンティングのやり方
カードゲームではどのカードを引くかによって勝敗が決まるため、次に出るカードが分かれば勝てる確率がぐんと上がります。
カードカウンティングは簡単に言えばカードを覚えるだけですが、実際に出たカード全てを覚えるのは至難の技です。
そのため、カードカウンティングではカードをグループ分けしてその場に出ているカードを覚えます。
その上で残りのカードが自分に有利かどうかを判断します。
ブラックジャックを例にあげると、既出のカードのうち
- A、10、J、Q、Kが多い場合→自分に不利
- 2~6が多い場合→自分に有利
となります。
上記のグループのカードが出た枚数を覚えておき、自分に有利な時に勝負をしかけるのがカードカウンティングのやり方です。
ちなみに7~9は中間札で、プレイヤーとディーラー双方にほとんど影響がないため覚えておかなくても大丈夫です。
カードカウンティングの種類
カードカウンティングの種類について解説していきます。
ランニングカウント
ランニングカウントとは、出ているカードのグループによって点数を出しておくことです。
これは最も基本的なカードカウンティングのやり方で、その場に出ているカードが2~6の場合は+1点、Aと10~Kの場合は-1点、7~9は±0点として計算します。
例えば手持ちのカードが3、10、Jの場合は+1-1-1で合計は-1となります。
合計がマイナスの場合は積極的に賭けることはせず、合計がプラスの場合に勝負に出るようにします。
トゥルーカウント
トゥルーカウントとは、ランニングカウントを残りのデッキ数で割った数値のことです。
デッキ数とはゲームで使用するトランプの組数を指し、例えばランニングカウントが+8で、デッキ数がおよそ2組の場合、トゥルーカウントは8÷2で4となります。
トゥルーカウントは+3が基準となり、3以上の場合は勝ちやすいため多く賭け、3以下もしくはマイナスの場合は様子を見るなど判断できます。
ただし正確な残りのデッキ数は恐らく分からないため、厚みである程度予想できるように訓練しておくと良いでしょう。
カードカウンティングを練習する方法5選
カードカウンティングを練習する方法について解説していきます。
トレーディングプログラムを利用する
カードカウンティングを練習する際は、トレーディングプログラムを利用しましょう。
カードカウンティングは短時間でその場に出ているカードを把握し、得点化する必要があります。
これを練習するにはオンラインのプログラムが有効で、次々にカードが表示され短時間で覚える練習ができます。
また、最近ではカードカウンティング練習アプリもあるので、習得したい場合は利用してみると良いでしょう。
自分でカードを配り練習する
カードカウンティングを練習する際は、自分でカードを配り練習しましょう。
自分でカードを配るのは、手軽にできる練習方法で特に初心者におすすめです。
カードカウンティングはカードを記憶しつつ得点の計算も必要となるため、実際に使いこなすにはかなりの練習が必要です。
慣れるまではメモをとりながら、ゆっくり練習していきましょう。
慣れてきたらメモをなくし、徐々にスピードを上げていきます。
友達と交代でカードを配り練習する
カードカウンティングを練習する際は、友達と交代でカードを配り練習しましょう。
相手がいるためひとりで練習するよりも実践形式に近く、より早く慣れることができます。
1対1の練習に慣れてきたら、実際のテーブルを想定して自分から離れた場所にもカードを配ってもらい、カードを正確に把握できるか練習しましょう。
覚えるのにかかった時間や、カウンティングの際の視線も友達に見てもらい、自然かどうか判断してもらいます。
実践のカジノテーブルの横でカウンティングする
カードカウンティングを練習する際は、実践のカジノテーブルの横でカウンティングしましょう。
スピード感や複数人での感覚に慣れてきたら、実店舗で練習してみましょう。
しかし、いきなりゲームに参加し賭けるのではなく、プレイ中のテーブルが見える位置からカウンティングをしてみます。
賭けなくていいので負ける心配がなく、且つ本物のディーラーやゲームの様子を見ながら練習できます。
ただ、入場料が必要な店が多く、長時間同じ位置にいると怪しまれる可能性もあるため注意しましょう。
ブラックジャックで練習する
カードカウンティングを練習する際は、ブラックジャックで練習しましょう。
ブラックジャックはカードゲームの中でもポピュラーで、ほとんどのカジノで行われているため実践練習向きです。
実際に賭けながらカウンティングするのは他の練習と違って難しいですが、ブラックジャックは複雑なルールではないため少額から賭けつつ実践していくのが良いでしょう。
とはいえ、明らかにカウンティングしているのが分からないよう注意してください。
カードカウンティングの注意点
カードカウンティングの注意点は、必ずしも勝てるわけではありません。
カードカウンティングはデッキに残っているカードを予測し、自分に有利か不利かを見極めるための戦略です。
これから出るであろうカードを予測できるのはカードゲームにおいては大きな武器となりますが、やり方次第で勝つか負けるかは決まります。
カードカウンティングをマスターしたらカードゲームでは絶対勝てるというわけではないことをよく覚えておきましょう。
カードカウンティングに関してよくある質問
カードカウンティングに関してよくある質問について解説していきます。
カードカウンティングは禁止?バレる?
カードカウンティングは現在、ほとんどのカジノで禁止されています。
たとえ練習でうまくできたとしても本場のカジノでは他のプレイヤーもいますし、ディーラーはプロであるため話しかけてくることも多いです。
カードをジッと見ていてはすぐにバレますし、話をしながらカードを覚えていくのはかなり難しいでしょう。
それにもしやっていることがバレると、最悪の場合出禁になる可能性が高く、リスクがあることを頭に入れておきましょう。
カードカウンティングはオンラインカジノでできる?
カードカウンティングはオンラインカジノではできないことがほとんどです。
日本でもここ数年オンラインカジノが浸透しており、キャンペーンやキャッシュバックなどの特典も多いため利用している人も多いでしょう。
しかし、多くのオンラインカジノではカードは8デッキ使い、ある程度使うとシャッフルされてしまうためカウンティングしてもあまり意味がないです。
カードカウンティングが使えない場合はある?
カードカウンティングは状況によっては使えないことがあります。
そもそも国内やアジア圏など多くのカジノではカードカウンティングの行為は禁止されていて使えません。
またデッキ数が多い場合も、残りの枚数が多すぎることやシャッフルの可能性があるため使うことはできません。
カジノ側もカードカウンティングへの対策をしているため、使えないことの方が多いですが、ヨーロッパや南米などのカジノでは使える場所もあるようです。
カードカウンティングのやり方や種類まとめ
この記事では「カードカウンティングのやり方や種類、練習方法」などについて解説しました。
カードカウンティングは既出のカードを覚えて点数を出し、合計数によって自分に有利か不利かを見極める戦略ということが分かりました。
カードカウンティングにはいくつか種類があり、練習方法もオンラインプログラムやアプリを使う方法、自分でカードを配ってみる方法など、比較的手軽に練習できます。
ただ、絶対に勝てるわけではなく多くのカジノでは禁止されているため、やり方には十分気を付けましょう。